子供と同居、親にとってはうれしいことかもしれない。
が、年を取ると、あまりメリットはない。
年寄りは年寄り、若手は若手で世帯を持ったほうが実はメリットが大きい。
子供と老親が同居するデメリット
若手と老親が同居するデメリットをいくつかご紹介してみよう。
健康保険料や介護保険料は世帯単位で計算する
健康保険料や介護保険料は世帯単位で計算する。
なので、子供と同居して、世帯が同じだと、保険料は高くなる場合が多い。
まあ、子供が無職とかで、課税されていなければ話は別だが。
子供と同居していると介護保険サービスを受けられないケースもある
市町村によっても違うが、「訪問介護サービスの生活援助については、同居家族が病気や障害などやむを得ない事情がある場合でないと利用できない。」とかという制限がある。
とはいえ、一律に「元気な同居家族がいるから訪問介護が受けられない」というわけでもないのだが、まあ、いろいろと難しいのは事実。
親子同居でお金はたくさんとられ、サービスは受けられない。
とまあ、こんな風になる可能性大。
住所は同じでも世帯分離してあると
住所は同じでも、世帯が別であれば、保険料計算とかは別世帯として計算される。
住民基本台帳上、別世帯なら同居家族じゃないし。
介護保険サービスの利用については、市町村によってケースバイケース。
同居家族とみなされるケースもある。
が、保険料が安くなるだけでもメリットが大きい。
え?世帯が別だと扶養にできない?
いや、別居の老親でも、扶養家族にすることはできる。
税務署に聞いてごらん。
ただし、妻と夫が別世帯の各世帯主はNG。
要は、配偶者同士は、同一住所の中では一人ずつ世帯主になることはできない。
配偶者同士でも、別住所なら世帯分離はOK(特養入所に関しては、配偶者が別世帯でも安くはならないが)。
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