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訪問入浴も要支援と要介護では利用できる条件が違う

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 訪問入浴というのは、組み立て式の浴槽を積んだ車が自宅まで来てくれて、組み立てた浴槽で部屋の中で入浴できるサービス。

 この訪問入浴も「要支援」の人と「要介護」の人では利用できる条件などが違う。

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要支援の人が訪問入浴を利用するための条件

 要支援の人への訪問入浴サービスは介護予防訪問入浴という。

 要支援の人が介護予防訪問入浴を利用するためには以下の条件を満たす必要がある。

  • 自宅に浴槽がない
  • 感染症などのおそれがあり、施設の浴槽が使えない
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要介護の人は訪問入浴の利用に条件なし

 要介護1から5の人は特に条件なしでも訪問入浴のサービスを受けることができる。

訪問入浴のお値段は?

  • 要支援の人の場合(介護予防訪問入浴介護)
    入浴時の自己負担約854円(1回)、清拭時の自己負担598円(1回)
  • 要介護の人の場合
    入浴時の自己負担約1,250円(1回)、清拭時の自己負担約875円(1回)

訪問入浴は家から出ることができないような人でも利用可能

 訪問入浴は前述したように、畳の部屋でも何でも浴槽を組み立てて、その場で入浴できる。

 通常ヘルパー2名+看護婦1名という構成で利用者の家に行くので、寝たきりで外にでれないような人でも入浴が可能。

 毎回入浴前に看護婦が血圧や体温を測定するため健康管理にも役立つ。

 傷や床ずれの処置なども入浴後に看護婦が観察しながら行ったりもできる。

 体調によって、入浴でなく体を拭くだけということもできる。

 浴槽を車で運ぶというとものすごく大変そうだが、訪問入浴の浴槽は、非常に軽くできている。

 大体2分割されているが、組み立てると下に水がもれたりすることも無い。

 車自体にボイラーを備えているがポンプも持参でいくので、台所や浴槽で貯めたお湯を入浴用に使うこともできる。

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