要介護の人のヘルパー派遣(訪問介護)はちょっと要支援の人のヘルパー派遣(介護予防訪問介護)はちと違う。
お金の面でも違うし、ヘルパーが行う介護についてもちょっと違う。
要介護の人へのヘルパー派遣は1回いくら・要支援は1ヶ月いくらで計算する
要介護の人のヘルパー派遣は1回○○円で計算する。
さらに、介護度によって1回の料金が違う。
ヘルパーにしてもらう介護の種類によっても1回の料金が違う。
一方、要支援の人にヘルパー派遣をする場合、1ヶ月に××円。
要支援の人へのヘルパー派遣の場合、月に何回ヘルパー派遣をしても定額。
ただし、要支援1と要支援2では1ヶ月の金額が違う。
要介護の人のヘルパー業務内容は3種類
要介護の人のヘルパー派遣(訪問介護)の業務内容は「身体介護」「生活援助」「通院乗降介護」の3種類。
要支援の人のヘルパー派遣(介護予防訪問介護)には種類が無い。
身体介護に該当するもの
食事、入浴、排せつ、着がえ、通院の付き添い など
生活援助に該当するもの
炊事、掃除、洗濯、買い物など家事援助
*「話し相手だけ」というのはNG。
*生活援助サービスに関しては、同居の家族がいる場合は介護保険が適用されない。
ただし、老老世帯など、介護者が介護するのが難しい場合は、介護保険が適応される。
ほかにも、ケースによっては介護保険が適応されることもある。
通院乗降介護に該当するもの
外出準備、移動、乗車、降車などの介助
その他加算もある
要介護の人へのヘルパー派遣(訪問介護)の場合、いろいろな加算が付くこともある。
- リハビリ機能強化加算 30円(日額)
- 認知症ケア加算 76円(日額)
- 機能訓練指導員配置加算 12円(日額)
- 送迎加算(片道) 184円(日額)
- 管理栄養士配置加算 12円(日額)
- 療養食加算 23円(日額)
- 緊急短期入所ネットワーク加算 50円(日額)
ちなみに日額は自己負担の目安。
介護保険のヘルパーさんたちは本人の介護しかしません
要介護でも要支援でも、介護保険で派遣されるヘルパーさんたちは、原則として「介護を受ける本人のことしかしない」。
良くあるのが「ついでに家族の洗濯をして」「家族の布団を干して」「本人の部屋以外も掃除して」なんてケース。
犬の散歩や植木の世話・部屋の模様替えなどもしない。
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