健康保険の上で「同一世帯」といわれる世帯と住民票上の「同一世帯」。
実は違うって知ってた?
わらわも時々ごちゃごちゃになる「同一世帯」。
ちょっと整理してみよう。
住民票上の同一世帯
住民票上の同一世帯は同じ住所で家計(生計)を一緒にしている世帯のことを言う。
が、生計を共にしているかどうかなんてお役所にはわからないので、まあ、住民票上で同じ世帯になっていれば「同一世帯」ということになる。
同じ住所でも同一世帯にならない場合もある
3人暮らしの場合、世帯主は1人ならば3人同一世帯ということになる。
が、同じ住所の中に世帯主が2人とか複数いた場合、3人は同一世帯とならない。
例えば)
- A男・B子・a雄・b子・c子(a・bの子)の5人が同じ家の中で暮らしていた場合、世帯主がA男だけなら、ABabcの5人とも同一世帯となる。
- 世帯主がA男とb子(別にb雄でもいいんだけど)の二人の場合、住所は同じでも、2つ世帯があるということになる。
健康保険上の同一世帯
健康保険上の同一世帯は同じ健康保険に入っている人同士が「同一世帯(支給認定世帯)」。
例1)ABCDEの5人家族(住民票上の住所が同一)・世帯主1人で
- AB=後期高齢者医療保険被保険者
- C=国民健康保険被保険者
- D=協会けんぽ被保険者
- E=協会けんぽ被保険者
の場合、
AB=1世帯(支給認定世帯)、C=1世帯(支給認定世帯)、DE=1世帯(支給認定世帯)の3世帯(支給認定世帯)が同じ住民票上にいることになる。
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