介護保険の加算のうち、看護体制加算というのがある。
この中で、H30年看護体制加算Ⅲ・看護体制加算Ⅳというのができた。
これ、対象となるのは、いわゆるショートスティ。
ショートステイの看護体制加算
ショートステイには
- 「看護体制加算Ⅰ(単位数4)」
- 「看護体制加算Ⅱ(単位数8)」
- 「看護体制加算Ⅲ1(看護体制加算Ⅲイ)」 「看護体制加算Ⅲ2(看護体制加算Ⅲロ)」
- 「看護体制加算Ⅳ1(看護体制加算Ⅳイ)」 「看護体制加算Ⅳ2(看護体制加算Ⅳロ)」
といったような看護体制加算がある。
そのうち、看護体制加算Ⅰ・Ⅱの加算要件は、特養などと変わりがない。
看護体制加算Ⅲの算定条件
- 看護体制加算(Ⅰ)の算定要件(正看護婦常勤1名以上)を満たす。
- 要介護3以上の利用者を70%以上受け入れる事業所。
看護体制加算Ⅲには「看護体制加算Ⅲイ(単位数12単位)」・「看護体制加算Ⅲロの(単位数6)」の2種類がある。
看護体制加算(Ⅲ)イの条件
- 定員29人以下。
看護体制加算(Ⅲ)ロ(6単位)の条件
- 定員30人以上50人以下。
看護体制加算Ⅳ
- 看護体制加算(Ⅱ)の算定要件を満たすこと。
- 要介護3以上の利用者を70%以上受け入れる事業所。
やはり、看護体制加算Ⅳにもイ・ロの2種類がある。
看護体制加算(Ⅳ)イ(23単位/日)の条件
- 定員要件29人以下
看護体制加算(Ⅳ)ロ(13単位/日)の条件
- 定員30人以上50人以下。
利用者の個人負担はいかほど?
ここまでは、施設側の話。
気になるショートスティ利用者の個人負担は幾ら位になるかというと。
最大の単位数看護体制加算Ⅳのイを取っているショートスティで、23×30日=約690円。
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