風疹は三日はしかともいわれる。
小さな赤い水泡が体中にできるが、3日くらいで症状が消えてしまう。
中にはほとんど症状がないまま治ってしまう人もいる。
一度かかれば、2度かかることはあまりない。
問題は、妊婦さんが風疹に罹った場合。
妊娠中に風疹に罹ると
妊娠初期の風疹感染は胎児に影響する。
先天性風疹症候群
先天性風疹症候群の典型的な三大症状は、心奇形・難聴・白内障。
妊娠10週までに妊婦が風疹ウイルスに初感染すると、90%の胎児に様々な影響を及ぼすといわれている。
11 - 16週までの感染では10 - 20%に発生する。妊娠20週以降の感染で発生することはあまりない。
旦那さんから移ることが多いらしい
この風疹、旦那さんから移ってしまったということが多いらしい。
現在の23歳以上の男性は、風疹ワクチンを接種していない可能性が高いためだ。
そもそも1979年生まれ以前は、女子にしか風疹ワクチンの接種を行っていなかった。
1979年~1995年生まれの人は男女ともに風疹ワクチンを打っていない可能性が高い。
というわけで、女性は39歳から23歳まで、男性は23歳以上の人が風疹に罹る可能性が高い。
風疹ワクチンを打つなら妊娠前に
風疹ワクチンの影響が胎児に出る可能性があるため、ワクチン接種後2カ月は妊娠しないようにする。
授乳期は、母乳を通じて、子供に風疹が出ることがあるが、後遺症が起こった例はないらしい。
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