GoToキャンペーンで浮かれ気分はいいけど、正直、介護や医療にかかわってる人間には、GoToのメリットはほとんどない。
キャンセル料の補助なんかやめて、特に利用する側の人のキャンセル料の補助なんかやめて、コロナ対策費を医療や介護の現場にその分渡してほしいと思う今日この頃。
医療や介護にかかわっている限り旅行や宴会なんか行けないよ!
医療や介護にかかわってる人間は、この1年宴会なんかほぼしてないと思う。
旅行にもいっていない。
だって、コロナをもらってきたら大変だもん。
周囲にも「東京の孫や娘が、お盆や正月帰ってくるといっていたけど、頼むから来ないでと断った」という人がほとんど。
職員がもらってきたら、もう、すぐにクラスターが発生する。
コロナ対応にもお金がかかる
介護でも医療でも、看護婦や介護士・ケアマネは利用者や患者に接触しないわけにはいかない。
介護の現場について言えば、人員に関するコロナ手当は国が出してくれたけど、設備はほぼ自前だ。
設備を整えるには、お金がかかるんだよ。
設備費を何とかしてほしい。
人を育てるのは時間がかかる
介護や医療の現場って、ふつうの会社員が想像できないような労働条件だ。
昼ご飯だって、何か事が起きれば、まともに食べられない。
昼休みに電話番をしているのは、休憩時間とはみなされない?
そんな理屈は、通用しない。
ケアマネは、電話の前でご飯を食べて、電話がかかってくれば、すぐ出る。
それが当たり前の世界。
施設の看護婦は、休みの日でも電話がかかってくれば、対応する。
場合によっては、休みの日でも、急遽職場へ行く。
夜中でも、職場へ行く。
だって、夜勤の看護婦も医者もいないんだもん。
もともと、こういう条件の職場で、さらに、コロナ騒ぎで神経を使っている。
日本は、医療や介護にお金を出すのを嫌うけど、無くなったら困るのに。
なんたって、人は簡単に育たない。
素人ができる仕事なんて、どんな仕事でもないとは思う。
が、介護や看護の仕事は、学校出ただけの素人ができるもんじゃないんだから!
もし、だれでもできると思ってるとしたら、大間違い。
だれでもできる仕事だと思う人は、一度やってみればいい。
まあ、一度雇ってもらえれば、どんなに仕事のできない人でも、首になることは少ない職場だけど。
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