確定申告の時期だ。
親が「自宅での介護が難しく、介護施設に入っている」なんて場合、介護費用が医療費控除の対象となる場合がある。
きちんと確定申告して医療費控除を受けよう。
所得税が帰ってくるだけでなく、H29年の住民税が安くなるかもしれない。
介護費用が医療費控除の対象となる施設と控除対象
介護費用が医療費控除の対象となる施設と対象となる介護費用は
- 特別養護老人ホーム
介護費、食費及び居住費として支払った額の2分の1に相当する金額が医療費控除の対象となる。 - 介護老人保健施設
介護費、食費及び居住費として支払った額が医療費控除の対象となる。 - 介護療養型医療施設 【療養型病床群等】 介護費、食費及び居住費として支払った額 が医療費控除の対象となる。
医療費控除を受けるためには確定申告が必要
医療費控除を受けるためには、税務署で確定申告をする必要がある。
e-Taxでも医療費控除のための確定申告を行うことが可能。
介護費用が医療費控除の対象になるかどうかわからない人や計算が判らない・医療費控除のやり方が判らないという人は、税務署へ領収書をもっていけば丁寧に教えてくれる。
確定申告の期間
- 対象となる介護費用の期間
H28年(2016年)1月1日からH28年12月31日。
年度ではないのでご注意。 - 確定申告の申告期間
H29年(2017年)2月16日から3月15日まで。
ただし、医療費控除などの還付(税金が戻ってくるような)申請は1月中からでもOK。
医療費控除に必要なもの
- 介護費用・医療費の領収書
- 申請用紙(税務署でくれる)
- 介護施設に入居しているなどで、申請者と住所が異なっている場合、施設の証明書が必要になることも。
コメント