屯用薬の話が出たついでに、「食間薬」の食間というのはいつのことか?
「食事の間」ではないよ。
そして、なぜ、食間に薬を飲む必要があるのかという話をちょっとしてみよう。
食間はいつ?
食間は
「食事と食事の間」のこと。
例えば、「朝食を食べた後から、昼食までの間」のこと。
食事中のことではありません。
しかし、「食事と食事の間」というと、だいぶ幅がある。
基本的に「食事のあと2~3時間くらい」の時間が食間薬の飲む時間になる。
なぜ食間に飲むのか?
食べものが胃に滞在する時間は、平均2~3時間。
お肉や天ぷらなど脂肪分の多い食べものは4~5時間。
食間(食後2~3時間)というと、ちょうど胃の中のものがなくなる時間帯。
胃の中が空の状態で飲むと吸収が良い薬や、胃の粘膜を保護するための薬、薬の効果が出る時間や薬の吸収する部位との関係などで、食間に飲むほうが、効果的な薬、などが、食間薬として処方されることが多い。
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