特別養護老人ホームにも種類があるって知ってる?
「従来型」とか、「ユニット」とか。
「個室」「多床室」とか。
それぞれ費用とかも違ってくるので、特養の種類もきちんと把握しておいたほうが良いと思う。
ユニット型特養
特養のユニット型いわれるものは、 従来の特別養護老人ホームに比べ、プライバシーの尊重ときめ細やかな介護ケアを行うことを目的としたユニットケアを採用されている。
従来型の特養に対して「新型特養」ともいわれている。
厚生労働省は新しく設置される特別養護老人ホームについて、ユニットケア・個室環境を整えた新型特養(ユニット型特養)を採用することを推進している。
このため、2001年以降、特養を新設する場合は個室であることが設置基準に盛り込まれている。
ユニット型特養の特徴
ユニット型特養の特徴としては
- 入居者の居室は全室個室。
このためプライバシーが保てる、インフルエンザなどの感染症の対処がしやすい。 - 10人程度の少人数グループをひとつの生活単位として分ける。
このため入居者の個別性に合わせた介護ができる(といわれている)。 - 従来型と比べると入居費用が高め。
従来型特養
以前からある形態の特別養護老人ホーム。
従来型特養の特徴
- ユニット型特養に比べて、入居者単位が大人数。
- 4人以下の居室が原則。
個室や二人部屋もある。 - 個室でもユニット型に比べると費用が安い。
地域密着型老人ホーム
地域密着型特別養護老人ホームは、2006年の介護保険法改正に伴い新設された地域密着型サービスの一つ。
入所定員が29名以下の小規模な施設で、原則として施設がある市町村に居住する人だけに利用が限定されている。
提供されるサービスの内容は、特別養護老人ホームと同じ。
地域密着型特別養護老人ホームの特徴
- 居室の定員は1名又は2名。
- 1つのユニットの入居定員は10名以下。
職員の配置が緩和された「サテライト型」というものもある。
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