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お薬手帳は貰って使って見せて得する

お薬手帳は貰って使って見せて得する 医療・健康・病気・薬・サプリメント
お薬手帳は貰って使って見せて得する
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 お薬手帳は病院でもらった薬や薬局でもらった薬のシールを貼り付けるための手帳のこと。

 「おくすり手帳」を持参しないと薬局に支払う金額が高くなるかもしれない。

 ちょっと面倒だが、病院へかかる時や薬局に行く時には「お薬手帳」をもっていったほうがお得。

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2016年3月まではお薬手帳はもらわないほうが得だった

 「お薬手帳」そのものは薬局などで無料でもらうことができる。

 でも、お薬手帳に薬の内容を記録する時に「管理指導料(410円)」というのがかかっていた。

  お薬手帳に薬内容を記録しなければ、「管理指導料」は生じず、40円から120円薬局で薬を貰うときに払うお金が安くなっていた。

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お薬手帳を使ったほうが得になる

 2016年4月からは、「お薬手帳がない場合についても『服薬管理指導料』がかかる」ということになった。

 現在、【服薬管理指導料】がどうなっているかというと

【服薬管理指導料:45点】
・3ヶ月以内に再度処方箋を持参
・手帳を提示した患者
・介護老人福祉施設等を訪問して行なった場合(月4回まで。ショート利用期間中も対象)
【服薬管理指導料:59点】
・初めて処方箋を受け付ける患者
・前回来局から3ヶ月を超えてから処方箋を受け付ける患者
・前回来局日にかかわらず手帳の持参がない患者
だいだいちゃん
だいだいちゃん

実際の負担金は点数×10円だよ。

服薬管理指導料

服薬管理指導料

 なので、
おくすり手帳がない場合の「服薬管理指導料」→59点×10円=590円。
お薬手帳を持参した場合の「服薬管理指導料」→45点×10円=450円。
ゆう
ゆう

ただし、初めて薬を薬局でもらう場合や3か月を超えて薬をもらわないで、その後薬をもらった場合は、お薬手帳を持参しても「服薬管理指導料」→59点×10円=590円。

お金で換算できない「お薬手帳」のメリット

 実は「お薬手帳」のメリットは、お金で換算できない。

 お薬手帳の最大のメリットは

お薬手帳にきちんと薬の内容を記録することで、
・複数の病院や診療科で出された薬がダブっていないか
・飲み合わせによる副作用がないか
を薬剤師や医師が一目でわかる。

 ということが一番。

ゆう
ゆう

色々な病院や科に受診していると、同じ薬がダブって処方されていたり、飲み合わせで副作用が出るような薬が一緒に処方されている場合があるよ。

名前の違う薬でも、中身や効果は同じだったりする。

だいだいちゃん
だいだいちゃん

お薬手帳を利用することで、薬の処方がダブったり、副作用を防いだりできる。

名前は違っても同じ薬である場合もお薬手帳があれば薬剤師が気が付いてくれる

名前は違っても同じ薬である場合もお薬手帳があれば薬剤師が気が付いてくれる

スマートフォンで利用できる【お薬手帳アプリ】

 最近はスマートフォンで利用できる電子版お薬手帳【お薬手帳アプリ】も各薬局が提供している。

 【お薬手帳アプリ】はアプリによって利用できる機能が少し違っている。

 厚生労働省のHPでは「ガイドラインに沿った電子版お薬手帳サービスリスト」というのが公開されている。

だいだいちゃん
だいだいちゃん

厚生労働省のHPでは「ガイドラインに沿った電子版お薬手帳サービスリスト」を見て、アプリの利用を考えるのがいいかもね。

お薬手帳のメリットまとめ

 お薬手帳のメリットをまとめると

・3か月以内の再処方なら、お薬手帳持参で自己負担が少し安くなる。
・お薬手帳にきちんと服薬内容が記載されていると、病気の診断や自身の健康管理や薬の過剰処方の抑制、副作用の防止に役立つので、病院や薬局へ行く際は持参する。

 ということあたり。

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