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持ち物や服に名前や住所連絡先を書こう-認知症高齢者の徘徊対策

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 認知症高齢者の徘徊。

 困っている家族はたくさんあると思う。

 徘徊しているうちに事故にあったり、家に帰れなくなったりしたらどうしよう。

 きっと家族は気が気でない。

 24時間家族が見張っているわけにもいかないし。

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持ち物には名前と住所と連絡先

 認知症高齢者の徘徊対策には「地域で見守る」「GPSなどの利用」「センサーを利用する」「迷子札を持たせる」などいろいろあるが、まずは持ち物に名前・住所・連絡先を書いておくことを心がけよう。

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GPSやセンサーが役に立たないこともある

 認知症の人は、GPSや携帯電話・迷子札などは自分で捨てたり、どこかへなくしてしまったりする。

 また、自分の名前や住所が言えなくなったりすることもある。

 そうかと思えば、センサーで家族が外出を感知するのが判って、センサーを避けて、外出しようとしたりすることもある。

 さらに、意外と遠くに行ってしまったりする。

 「何だか変。もしかして徘徊高齢者?」と思って警察に届けても、名前や住所がわからないと警察も家族に連絡するのに苦労する。

すべてのものに名前・住所・連絡先を書く

 徘徊する高齢者の持ち物は「すべて名前と連絡先を書く」。

 これが、大事なポイント。

 中には、靴を履かないで外出したり、途中で上着を脱いでしまったりするケースもある。

 また、名前などが書いてあるものを嫌がって着ていかないこともあるし。

 持ち物全てに「名前・連絡先」が書いてあれば、とりあえずあきらめて、それを着ていく。

できれば直に書く

 名前や連絡先は、タグや名前シールでなく、できれば持ち物に直に書いたほうが良いと思う。

 タグや名前シールだと認知症高齢者は一生懸命はがそうとするケースがある。

認知症高齢者対策はいろいろな手段を複合して

 持ち物全てに直書きで名前や連絡先を書いても、一生懸命消そうとする高齢者もいる。

 なので、ほかの手段も併用しながら対策していくことが大事。

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