ケアハウスの料金は基本的なところは、国や県が決めている。
そこに、それぞれのケアハウスに準じた加算などがつく。
ケアハウスの基本料金
ケアハウスの家賃相当額・食費・事務費用などは、基本的に国や県などで決められている。
また、冬には冬季加算がつくケアハウスもある。
基本的な家賃相当額・食費・事務費用の合計は、利用者の前年度年収が1,500,000円以下なら、8万5千円程度。
前年度年収2,900,001円以上だと15万円以上になる。
ケアハウスの「管理費」
ケアハウスの家賃相当分は「管理費」と記載されている部分。
2万円程度から4万円くらいまで、自治体によって違いがあるようだ。
実際の金額は、ケアハウスによって、前払い金制度などがある場合があり、多少違ってくる。
ケアハウスの「生活費」
ケアハウスで「生活費」と記載されている部分が「食費(30日分×3食)」の部分。
地域によって差があるようだが、大体4万円ちょっと。
定額料金だが、事前に「食べない」という報告をすれば、その分が引かれる。
利用者本人の前年度の年収によって決まる事務費
最も差が出るのがこの事務費。
利用者本人の前年度の年収によって決まる。
前年度年収が高ければ、事務費も高くなる。
前年度年収が高い人はサ高住などのほうが利用料金が安くなる場合もある。
冬季加算
ケアハウスによって違いがあるようだ。
各部屋の水道光熱費は別
各部屋の水道光熱費・通信費は基本料金の中に含まれず、それぞれ個別会計。
ケアハウスによっては、入居者の使用料金を人数で割って請求する場合もある。
また、理美容代や各部屋で使う消耗品なども個人で払う。
医療費は実費
医療費は実費となる。
その他の費用
介護付きケアハウスの場合、月々決まった介護料金が発生する。
ほかにも、行事費用などは実費。
入居金一時がかかるケアハウスもある。
介護付きケアハウスの介護料金
- 要支援1→ 179円/日
- 要支援2→ 308円/日
- 要介護1→ 533円 /日
- 要介護2→ 597円/日
- 要介護3→ 666円 /日
- 要介護4→ 730円 /日
施設によって、以下の加算がつく場合もある。
- 個別機能訓練加算→ 12円 /日
- 医療機関連携加算→80円/月
- 夜間看護体制加算→ 10円 /日
- 介護職員処遇改善加算 。
入居一時金
入居の時に払う一時金の取り扱いは、ケアハウスによってさまざま。
敷金に該当する場合、住居費の一部として償還される場合など。
入居一時金を取らないところもある。
この場合、退去時には「原状復帰費用」が掛かる。
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