スーパーや公共の施設等で「車いすマーク」のついた駐車スペースを見たことのある人多いと思う。
いつも空いているし、駐車したくなるけど、ちょっと待って！
「車いすマーク」のついている駐車スペースの利用は県の発行の「利用証」が必要なのだ。
車いすマークの駐車場はいつもすいているけど
この間、病院へ行ったら駐車場がいっぱいだったんだ。
「車いすマーク」のついた駐車場しか相手なくてさ。
とっても困ったよ。
「車いすマーク」のついた駐車場はいつも比較的空いてるよね。
スーパーや公共の施設などにも「車いすマーク」のついた駐車スペースがあるけど、普通の櫃は使ってはいけないのかな？
「車いすマーク」のついている駐車スペースは利用に県の発行する「利用証」が必要なの。
都道府県によって「おもいやり駐車場制度」とか「ひとにやさしい駐車場利用証制度」、「ゆずりあい駐車場利用制度」とかいうんだけどね。
車いすマークのある駐車場を利用できる人
「車いすマーク」のついている駐車スペースを利用する人はどんな人かというと
・歩くのが不自由な人（身体障害者・高 齢 者・難 病 患 者）
・そのほか（知的障害者・発 達 障 害・けが人、病気等）
・都道府県の許可証をもらった人
ちなみにこの許可証、都道府県が発行するのだが、都道府県によって、中身が違っていたりする。
・「有効期限あり」の許可証のみを発行している都道府県
と有効期限だけ見ても自治体によって違っている。
また、車いす利用と車いす利用以外を分けて利用証を出す県もあるみたいだ。
車いすマークの駐車場を利用するための利用証
障害の基準も都道府県によってさまざま。
県市町村によっては、同様の制度を実施している府県間で利用証の相互利用ができるところもある。
ちなみに、うちの県の場合
「高齢者なら介護保険要支援1で期限は5年」。
青森・北海道・東京・神奈川・埼玉（川口市以外）・愛知以外なら相互利用ができる。
申請の窓口
車いすマークのある駐車場を利用するための申請窓口は、都道府県によっても違う様子だけど、大体は
地域包括支援センターやケアマネージャーへ相談すると手続きを代行してくれたりする。
申請に必要なもの
車いすマークのある駐車場を利用するための申請に必要なものも都道府県によってちょっと違うかもしれない。
以下は、その例。
・高 齢 者・・・・介護保険被保険者証（写し）
・難 病 患 者 ・・・・特定疾患医療受給者証又は特定医療費（指定難病）受給者証（写し）
・知的障害者・・・・療育手帳（写し）
・精神障害者・・・・精神障害者保健福祉手帳（写し）
・発 達 障 害 ・・・・医師等の診断を記載した書面（原本）
・妊 産 婦・・・・母子健康手帳（写し）（妊娠７か月（妊娠 24 週）より前に申請する場合は、医師の診断を記載した書面（原本）及び母子健康手帳（写し））
・その他けが人、病気等・・・医師の診断を記載した書面（原本）
これらの写し・原本を申請書に添えて窓口に提出する。
都道府県から許可が出れば、「駐車場利用証」が自宅に送られてくる。
90歳過ぎていても年齢だけを理由にして申請はできなんだね。
高齢者の場合、介護度がついているか、医師の診断書があれば申請できるよ。
医師の診断書の場合は、病院の医師でも「どのような診断書を使っていいかわからない」「書き込む項目がわからない」といったことがある。
医師の診断書で車いすマークのある駐車場の利用を申請する場合
医師の診断書を書いてもらう場合は、病院の医師でも「どのような診断書を使っていいかわからない」「書き込む項目がわからない」といったことがある。
都道府県のホームページで「車いすマーク」「診断書」と検索するとひな形になる診断書が用意されていたりする。
医師の診断書の記入項目で大事なのは、「車いすマークの駐車場を必要とする期間の記載」。
お年寄りはずーとじゃダメなの？
都道府県によっても違うかもしれないけど、「○年×月▽日から●年××月▼日」と日付を明記してほしいといわれることがほとんどだと思う。
車いすマークのある駐車スペースの「利用証」の提示
車いすマークのある駐車スペースの「利用証」は、車の内側の外から見える部分に貼り付けるかぶら下げる。
車の運転の障害にならないところに設置してね。
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