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周囲の言葉が家族を追い詰める

家族の問題 地域包括支援センターの日常
家族の問題
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 皆さんは、大きな犯罪が、どのような関係で起こるかご存じだろうか?

 例えば、殺人事件。

 無差別殺人などがニュースによく取り上げられるから、そういう、関係のない人同士の犯罪が増えてるとか思ってない?

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家族間が殺人事件の半数以上

 警察庁のまとめによると、2013年の殺人事件検挙件数のうち、被疑者と被害者の関係が親族間である割合は53.5%。

 2016年に摘発した殺人事件(未遂含む)のうち55%、半数以上が、「親族間殺人」。

 この中には、介護疲れによる殺人や、子どもの虐待死なども当然含まれる。

 ニュースで、「介護の果ての殺人」「子供の虐待死」など言われているし、そういった親族間殺人が増えてるんだろう?

 でも、本当に、そうだろうか?

 ただ、家族間の殺人が表に出なかっただけじゃないか?と私は思う。

 ちょっと前までは「家族のことは家族の問題」といわれ、警察も行政も関与してこなかった。

 家族の間でだれか死んでも、あまり深く追及されなかったんじゃないかと思う。

 家族というのは、ある意味、閉鎖空間なのだ。

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専門家は家族という幻想を捨てたほうが良い

 家族は尊いもの、親は育ててもらった大事な人、家族の絆、親は子を愛している、親子なんだから話し合えばわかる、家族だから〇〇。

 これは、幻想としか言えない。

 実際、殺人事件は家族間で起こることが最も多いんだから。

 幸せな夢の世界といっていい。

 少なくとも、介護や看護、行政にかかわるものは、家族に対するはかない夢や思い込みは捨ててことに当たらないといけないと思う。

専門家の心無い言葉が家族を追い詰める

 例えば、「お母さんは、あなたしか頼る相手がいないのよ。甘えているのよ。」とか、「子供としては親を思うのは当然」とか、「お母さんは(お父さんは)あなたを愛しているのよ、でも表現できないだけ」とか。

 あるいは「子供の幸せを願わない親はいない」とか。

 「どこの家でもいろいろあるわよ。」とか。

 「そうはいっても、親御さんが亡くなったら寂しくなるわよ」

 これらは、すべて、話を聞いた人の主観が入った言葉だ。

 事実ではないし、事実であったとしても、確かめるすべもない。

 また、事実であったとしても、実際の家族という閉鎖空間の中では何の意味もない。

 家族の中で追い詰められている人にとっては、そんな幻想にまみれた言葉は何の意味もない。

 家族間のことで悩んでいる人がせっかく専門家に相談したとしても、そんな言葉を投げつけられたら、「二度と相談になんか行くまい」と思ってしまうのではないだろうか。

 そして、さらに追い詰められる。

 専門家は夢の中の住人ではいけない。

 重ねて言う!

 「殺人事件の半数以上は家族の間で起きている」

 素人じゃあるまいし、家族へ対する幻想・夢物語に惑わされず、専門家として相談に乗ってもらいたいもの。

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