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介護保険を利用したい【相談・介護認定・サービス利用の流れ】

介護サービスを受けたいけどどうしたら良いかわからない 介護保険
介護サービスを受けたいけどどうしたら良いかわからない
この記事は約5分で読めます。
介護保険を利用して、サービスを受けるためには介護度というのを認定してもらわないといけない。 これを【介護認定】という。 今回は介護認定の申請に必要なものや介護認定の申請の流れと介護認定の申請時の包括支援センターの仕事についても説明するよ。
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初めて介護認定を受けるときの大まかな流れ

初めて介護申請を受けるときの流れをまず大まかに説明する。 1.かかりつけ医に介護認定申請の相談をする。 2.介護認定の申請用紙を記入して、市町村へ提出する。 3.市町村はかかりつけ医に「医師の意見書」を送る。 4.後日市町村から調査員が自宅などへ訪問調査に来る。 5.医師の意見書が市町村へ送られる(医師から直接市町村へ送られるので、何もしなくてよい) 6.訪問調査の結果と医師の意見書がそろった時点で、審査会にかけ介護度を決定する。 7.決定した介護度の通知書と新しい介護保険証が手元に届く。 8.ケアマネージャーと連絡を取り合り、顔合わせ・契約を行う。 9.介護度にあわせたプランを組み立ててもらい、サービスを受ける事業者と契約・担当者会議を行う。 10.介護サービスが開始する。
介護度が決まっていなくても介護申請した日から介護保険のサービスを受けることができる。
介護度が決まる前にサービスを受け、介護度の限度額オーバーした場合や、介護度が自立になった場合はサービス費用は自費負担になる。
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初めての介護認定の申請に必要な書類・情報

次は初めて介護認定を申請する時に必要となるものについてご説明。
1.健康保険証(コピー可・後期高齢者医療保険や国民健康保険の場合は必要ない場合が多い)
2.介護保険証(65歳になると自動的に全国民に送られてくる。なくても大丈夫。あればもっていく)
3.かかりつけ医(主治医意見書を書いてくれる医師)の連絡先。
4.訪問調査の日程調整のための連絡先。
5.印鑑(必要のない自治体も多い)。

初めての介護認定の申請の窓口

初回の介護申請の窓口は2つ
1.市町村の窓口(介護保険課)。
この段階で、包括支援センターを紹介されることもあるし、そのまま介護保険の申請を受け付けてくれることもある。 介護保険の申請は受け付けるけど、「包括支援センターへ相談に行くように」といわれるケースもある。 最近は、市町村の窓口(介護保険課)へ行くと包括支援センターを紹介されて、「まず、包括支援センターに相談するように」といわれるケースが増えている。
2.包括支援センターに相談行き、介護申請を依頼する。

市町村窓口で介護申請

市町村窓口で介護申請をそのまま受け付けてくれた場合のその後の流れは 1.介護保険課で介護申請の書類を書く。 2.窓口でケアマネージャーのいる民間の事務所などの一覧をもらう。 3.ケアマネージャーの事務所へ自分で連絡し、ケアマネージャーを選ぶ。
ケアマネージャーを自分で選べない人は包括支援センターに相談すると手配を手伝ったりしてくれる。

包括支援センターで介護申請の相談をした場合

包括支援センターへ介護申請の相談をした場合、包括支援センターは次のようなことをする。
「介護認定を申請したい」という相談があったら、可能なら訪問、訪問を希望しない場合、聞き取りをする。
介護保険制度の説明をする。
状態や家族の構成・経済状況などを考慮して、「介護申請すべきか」それとも「介護保険以外のサービスでよいのか」助言をする。
「介護保険の申請が必要」となればその場で介護保険の申請手続きをする。
医師に介護申請したいと話していない場合や医師の意見書をどの医師に頼んだらよいかわからない場合は助言したり、包括から病院へ直接相談したりする。
「すぐにサービスが必要」と職員が判断すれば、介護申請の手続きと同時に最低限のサービスの手配をする。
ケアマネージャーを探す。連絡調整をする。
「介護保険以外のサービスが必要」と判断した場合は、介護保険以外のサービスと連絡を取って民間・公的なサービスとつなぐ。
まあ、ほぼほぼ何でもする。

介護保険の更新の手続き

介護保険の介護度は期限が決まっている。 この期限が切れる前に再度申請して訪問調査を受ける。 主治医意見書とあわせて、再度介護度の認定会議が開かれる。 この繰り返し。 更新手続きの時は市町村から通知が郵送されてくる。 ケアマネージャーが付いている場合、望めばケアマネージャーが更新申請の手続きをしてくれる。 ケアマネージャーがついていない場合は、自分たちで市町村に更新の書類を提出するか、包括支援センターに連絡する。

ケアマネージャーの費用は無料

ケアマネージャーさえ決まっていれば、いろいろと面倒な介護保険の手続きをケアマネージャーが代行してくれる。 ちなみにこのケアマネージャーの費用は利用者負担は無いので安心して利用してもらってOK。 ちなみに、包括支援センターへの相談も無料。

包括支援センター職員からのお願い

包括支援センターへ相談する時は、できることなら、
アポなしで相談に来るのはやめてほしい
と思います。 その理由は「職員が不在になる可能性があるから」。 あちこち訪問に出るので、訪問先でトラブルがあると事務所の職員が不在になることがあります。 アポなしで包括支援センターへ相談に行くと空振りに終わってしまうこともあるので。 事前に電話を入れてくれれば、不在でも折り返します。 相談日時の打ち合わせをいたしましょう。 以上、包括支援センターからのお願いでした。

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