高齢になってくると、どこに行くのでも自分でというのが大変になってくる場合が多い。
特に、車いすを使わなければいけないなって場合、自分の家の車でもなかなか大変。
そんな時お役に立つのが「介護タクシー」と「福祉タクシー」。
「介護タクシー」と「福祉タクシー」の違い
簡単に言えば、「介護保険」で利用できるのが「介護タクシー」。
介護保険を利用しないものが福祉タクシー。
設備的には、それほど違いがない。
車いすでも乗れるようになっている。
福祉タクシー
だれでも利用できる
福祉タクシーは介護保険の介護度がついていない人やその家族でも利用できる。
どんな目的でも利用できる
例えば、旅行に行くなんて場合にも利用ができる。
ドライバーは介護の資格を持っていない
福祉タクシーのドライバーは、基本的に介護の資格がなくてもできる。
逆に言えば、乗り降りの介助などは、家族や、ほかのヘルパーなどがすることになる。
基本的にはすべて自費
基本的に福祉タクシーの料金はすべて自費。
ただ、市町村によっては条件付きで助成を出している場合もある。
介護タクシー
「介護タクシー」の場合、介護保険を利用しての利用が可能。
介護保険タクシーといっている自治体やタクシー会社もある。
利用できる人
「介護タクシー」を利用できるのは
![管理人ゆう](https://kaigohoken.0hs.org/wp-content/uploads/2022/03/ef89f146040ec9ef84ad7b7b3d2be6a9.png)
要支援の人は介護タクシーを利用できないよ
利用目的
「介護タクシー」の場合、利用目的に制限がある。
利用できるのは、以下の場合。
![管理人ゆう](https://kaigohoken.0hs.org/wp-content/uploads/2022/03/ef89f146040ec9ef84ad7b7b3d2be6a9.png)
ただし、通院に関しては、また細かい規制がある。
ドライバー
介護タクシーのドライバーは介護職員初任者研修などの介護の資格を持っている。
なので、次の項目のようなことも、ドライバーがヘルパー業務として行うことができる。
ドライバーが介護業務としてしてくれること
介護タクシー利用時の注意点
介護タクシー利用時には、介護保険下のサービスならではの注意する点がいくつかある。
家族は一緒のタクシーに乗ってはいけない
介護タクシーの場合、原則的に家族は一緒のタクシーに乗ることができない。
特別な理由がある場合、ケアマネに伝えて、市町村にお伺いを立てる。
運転手は病院の中まで付き添わない
ドライバーは、原則、病院の中でずーとは付き添ってくれない。
病院の中は、医療保険の範囲として「病院のスタッフが対応する」になっている。
ただし、以下の場合は、付き添いが認められることもある。
など。
付き添いが必要だと思われるときは、まずケアマネに相談し、ケアマネから市町村にお伺いを立てる。
![管理人ゆう](https://kaigohoken.0hs.org/wp-content/uploads/2022/03/ef89f146040ec9ef84ad7b7b3d2be6a9.png)
必ずケアマネに相談してね
利用料金
介護タクシーの場合
となる。
![管理人ゆう](https://kaigohoken.0hs.org/wp-content/uploads/2022/03/ef89f146040ec9ef84ad7b7b3d2be6a9.png)
運賃は介護保険の対象にならないよ
コメント