2005年から始まった「地域密着型サービス」。
ケママネージャーにとっては、いいような悪いような・・・。
なかなか、何とも言えないサービスではある。
「地域密着型サービス」とは
「地域密着型サービス」は「介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らしていけるように、市町村指定の事業者が地域住民に提供するサービス。」のこと。
これだけ聞くと、ほんとによい介護サービスなのだが。
地域密着型サービスは利用者の対象地域が限定されている
地域密着型サービスは、利用者の対象地域が限定されている。
要は、対象となるサービス提供範囲にその人が住んでいることが絶対条件。
大体のところ「住民票がサービス提供範囲にあるかどうか」が判断の基準だ。
「じゃあ、住民票を移しちゃえばOK」
かというと、市町村によっては「3か月前から住民票があること」とか、住居の実態があることを条件にしているところもある。
介護サービスや施設が充実しているところに暮らしている人はいいけど・・・。
あまり、充実していない場所に生活している人は、ますます行き場所がないという状況を生み出しているという頭の痛い問題もある。
地域密着型サービスの内容
- 認知症対応型通所介護
認知症の人向けに介護や機能訓練を行う通所サービス(デイサービス)。 - 小規模多機能型居宅介護
デイサービス、ショートスティ、訪問介護、機能訓練などのサービスを一つの事業所で行う。 - 地域密着型特定施設入居者生活介護
定員30人未満の施設で生活しながら介護を受けるサービス。 - 夜間対応型訪問介護
夜間の訪問介護サービス。 - 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
認知症高齢者が少人数で共同生活を送るサービス。
要支援2の方も利用可能。 - 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
常時介護が必要な方の介護、機能訓練などを行う施設サービス。 - 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
24時間365日体制で、必要な時に必要なサービスを提供。 - 複合型サービス
通所、短期入所や訪問介護(看護)などを組み合わせたサービス。
コメント