介護の職場は無資格でも働ける職場もあるが、介護職員初任者研修資格は持っているに越したことがない。
ちなみに、いつでも職員は不足しているので、無資格でも、仕事には困らない。
でも、介護職員初任者研修資格が人と無資格の人では給料に差がついてくる。
介護職員初任者研修は介護の基本資格といってよい資格
介護職員初任者研修修了者は、介護職の基本的な資格。
この介護職員初任者研修修了者は、かつてのヘルパー2級と同じ扱いだ。
ヘルパー2級資格は受講のみすればOKだったが、介護職員初任者研修は、研修終了後に試験がある。
介護職員初任者研修は学歴不要・職歴・年齢問わず
介護職員初任者研修は学歴不要。
介護の経験がなくてもOK。
年齢も問われない。
介護職員初任者研修の研修内容
介護職員初任者研修の研修内容はトータル130時間。
この130時間のうち通信課程で学習できる時間は40.5時間
残り89.5はスクリーニング学習の時間。
スクーリングには「土日コース」「夜間コース」のように、働いていても通学出来るようなコースもある。
実際に学ぶのは
介護における尊厳の保持・自立支援 9時間
介護の基本 6時間
介護・福祉サービスの理解と医療との連携 9時間
介護におけるコミュニケーション技術 6時間
老化の理解 6時間
認知症の理解 6時間
障がいの理解 3時間
こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅰ 基本知識の学習 12時間
こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅱ 生活支援技術の学習 53時間
こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅲ 生活支援技術演習 10時間
振り返り 4時間
合計 130時間
加えて、それぞれの項目修了後に1時間程度の筆記試験。
介護職員初任者研修の費用
介護職員初任者研修の講座受講費用の相場は6万円～10万円程度。
一番安上がりなのはハローワークの職業訓練
介護職員初任者研修を受講する場合、一番安上がりなのはハローワークの職業訓練。
テキスト代はかかるが、ほかはほぼ無料。
その代わり、受講の時期が決まっていたり、介護職員初任者研修受講前に選考試験がある。
ハローワークで口座の日程を調べてみるか、インターネット上でも検索できる。
補助金制度もいろいろ
市町村によって、介護職員初任者研修を受講に対して補助金を出していることもある。
介護職員初任者研修を受講してみようと思う人は、自分の住んでいる市町村に問い合わせてみるとよいかも。
介護職員初任者研修のメリット
介護職の基本が学べる介護職員初任者研修。
具体的なメリットとしては
介護の職場は無資格でも働くことができるケースも多いが、無資格の場合パート（非常勤）の扱いの職場が多い。
正職員として雇うのは、介護職員初任者研修修了者としている職場が非常に多いのだ。
これ、現場で働いている人以外あまりいう人はいないと思うけど。
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