今TVで「健康で文化的な生活」というドラマをやってる。
市だか区だかの生活保護の部門の話。
実は、包括支援センターというのは、割と生活保護の担当部署とは付き合いがある。
何しろ「お金がない」という相談や高齢者虐待の相談も受け付けてるからね。
で、今週の「健康で文化的な生活」は、父親に性的虐待を受けた子供がその父親から逃げて生活保護の申請をするという話だった。
言葉にできない人間を助ける方法はなかなかない
「言葉にできない人間を助ける方法はなかなかない」。
というのが第一の感想。
心的外傷後ストレス障害で父親のことがうまく言葉にできないんだろうけど。
「無理ですね」としか言わないんじゃなあ。
まあ、その「無理ですね」の中身を引き出すのが、相談員の資質なんだけど。
家族が一番怖い
日本は、家族という言葉に夢を持ちすぎだと思う。
家族というのは、ある意味密室だ。
家族という密室の中で、何かが起こっていてもそれは外からは見えない。
相談を受けることを専門にしている人間なら、そのことを忘れてはいけないんだなあ。
とも思う。
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