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普段の徘徊範囲を知ることも大事

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 認知症高齢者の徘徊は、本人なりの理由があることが多い。

 周りからは「ただ歩き回っているだけ」に見えても、徘徊している本人にしてみれば目的があって外に出る。

 でも、途中で目的を忘れたり、道が判らなくなったりするのが問題。

 認知症が軽い段階だと、同じような経路を歩いているケースが多々あるのだ。

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認知症高齢者の徘徊の目的

  • 家に帰ろうとする
     「家にいるのに、家に帰ろうとする」ってどういうこと?と思われるかもしれないが、認知症高齢者が帰ろうとするのは「長年住んだ家」「子供のころに住んだ家」。
     今住んでいる家でないケースが多い。
  • 誰かを探している
     死んだ夫や妻・子供を探していたり、今生きている家族でも、子供のころのつもりで探し回っていたりする。
  • 何かを探している
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徘徊の経路を知ろう

 普段、どんな場所を徘徊しているのか知っていれば、帰ってこれなくなった場合でも、行き場所に想像がつく場合もある。

 認知症高齢者と一緒に歩きまわるのが一番だが、そうは言っても、なかなか体力が必要。

 もし、可能ならGPSロガーなどを持っていてもらうと、普段の徘徊の経路が判る。

 認知症高齢者がいざ帰ってこないという場合、探す範囲の予想がつく。

GPSロガー・GPS発信機とは

 GPSロガーは電源を入れると決められた一定間隔で位置を記憶する。

 この記憶された情報はパソコンとGPSロガーをつなぐことで行動した経路を把握することができる。

 一般的には通信はできないので、認知症高齢者の現在位置を知ることができないのが難点。

 GPSロガーと現在位置を知ることのできるGPS発信機というのもある。

 GPS発信機なら、携帯電話などでも居場所がわかる。

 大体は、小型のライターより少し大きめサイズのようだ。

 問題は、どうやって認知症高齢者に持ってもらうか…。

 やはり、お守り袋か、はたまた財布の中か。

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