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やけどの種類と応急処置・注意点

火傷はまず冷やす 医療・健康・病気・薬・サプリメント
[火傷はまず冷やす]
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 手の指を火傷した。

 熱いお湯をかけてしまったのだ。

 ひりひりと痛くて不便です。

 というわけで、今日は火傷と火傷した時の応急処置・注意点について。

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火傷の重さ

 火傷の重さには、火傷の深さと火傷した部分の面積・火傷の部位が影響する。

 また、火傷した原因も関係する。

火傷の深さによる火傷の重さ

I度熱傷…皮膚が 赤くなり、痛い。数日で治る。
浅達性II度熱傷…皮膚が 赤くなり、水疱(水ぶくれ)ができ、痛い。
深達性II度熱傷…皮膚は 赤や、紫色~白くなる。水疱(水ぶくれ)ができるが痛くない。
III度熱傷…皮膚は 黒色、褐色または白色になる。水疱(水ぶくれ)はできない。痛くない。

 I度熱傷が軽いやけどで、皮膚の浅い部分に追った火傷。

 III度熱傷が重いやけどで皮膚の奥のほうまで火傷している。

 痛ければ、まあ、火傷としては軽いほうだ。

火傷の部位と火傷の重さ

 火傷した部位によっては、特に注意が必要な場合がある。

顔面・手・足・会陰の火傷
湯気や暑い空気・煙を吸い込んでできた気道の火傷
もともと持病がある場合

 これらは、軽いやけどでも、要注意。

 必ず医師にかかろう。

火傷の面積と火傷の重さ

 体の面積に対して、火傷を負った部分が広い場合、「重症の火傷」として考える。

軽症熱傷(外来通院で治療可能)…体の面積に対してII度熱傷が15%以下又はIII度熱傷が2%以下
中等症熱傷(一般病院にて入院が必要)…体の面積に対してII度15~30%・III度2~10%
重症熱傷(熱傷センターにて入院が必要)…体の面積に対してII度30%以上・III度10%以上

原因による火傷重さ

 化学損傷(酸・アルカリ・有機化合物・重金属・毒ガスなどの化学物質などによる火傷)、電撃傷(感電・落雷などによる火傷)は、通常の火傷と違い、きちんとした治療が必要。

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火傷の応急処置

 火傷の応急処置は

水(水道水)で冷やす

 これが基本。 

火傷はまず冷やす

[火傷はまず冷やす]

 注意しなければいけないのは

氷を直接当ない⇒冷やしすぎ凍傷を起こす。範囲が広い場合、低体温を起こす危険性がある。
衣類を脱ぐのは火傷部位を冷やしてから(無理には脱がさない)

基本的には油や軟膏・消毒薬を塗らず、濡れタオルで冷やしながら医者に行く。

日焼けも立派な火傷ですよ

 日焼けも、火傷の一種。

 日焼けの場合は、Ⅰ度と火傷としては軽い場合が多いが、水膨れなどができている場合は、Ⅱ度の火傷ということ。

 水膨れなどができている範囲が広いようであれば、病院へ行ったほうが良い。

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