「杖は安いから介護保険を使うより、どこかのホームセンターで買った方が早い。」
「杖や歩行器は介護保険でレンタルするより介護保険で買った方が安い。」
手押し車やベット、「どうせ介護保険の対象にならないから、買っちゃえ。」
そう思った人、一寸待って!
ちょっと話を聞いてください。
本当に買ってしまって後悔しない?ゴミにならない?
介護保険を使うことを考えて
今、杖や歩行器・手押し車はホームセンターなどいろいろな場所で売っている。
でも、そういう場所で手軽に買ってしまうのは損。
杖や歩行器・手押し車風の歩行器などは、介護保険の対象で、レンタルも購入もできる。
同じ買うでも、介護保険の購入を利用すれば、大体は1から3割負担で購入できる。
介護保険の購入なら、ちゃんと利用者に合った長さに調整してくれたり、あってるものを提案してくれたりする。
本当に長く使うか考えて
今、介護保険でも、杖や歩行器・手押し車はレンタルか購入か選べるようになっている。
杖や歩行器・手押し車は確かに、長く使うのであれば、介護保険のレンタルより、介護保険の購入で用意したほうが安上がり。
でも、買ったものが、何年もその人の状態に合うとは限らない。
人間は誰でも年を取るし、だんだん、それに合わせて杖も歩行器もふさわしいものが変わってくる。
買ってしまうと、状態が変わった時に、結局ゴミになる。
ベットも同じ。
ベットの場合は、介護度が2以上ないとレンタルの対象にならないからと買ってしまう人がいる。
けど、介護ベットだって介護度2無くても、必要があれば安値でレンタルしてもらうことが可能だ。
状態に応じて、より高性能なベットやマットレスが必要になった場合が買ったとたんにやってくるなんてこともあるし。
レンタルだったら対応できても、買ったら対応できない。
自費でも安くレンタルしてくれる業者もある
「介護申請してないし、面倒だから買う」って人。
介護申請していなくても、歩行器・手押し車にベットは安くレンタルしてくれる業者がある。
安易に買って「使えない」とならないように
安易に杖や歩行器・手押し車にベットを買ってしまうと「使い勝手が悪い」とか「すぐに無駄になった」とかいう事になる場合がある。
購入を考えてる人は、ともかく、ケアマネに相談してほしい。
ケアマネがいなければ地域包括支援センターに相談してもらってもいい。
介護度がついていなくても地域包括支援センターに相談すれば、介護申請から購入まで、手続きをしてくれる。
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