地域包括支援センターっていったいどんなところなんだろう?
周りの人に聞いても良くわからない。
包括支援センターの役割とかいう本を見ても良くわからない。
いったい何をするところなんだろう?
包括支援センターには3つの職種が必須
包括支援センターには3つの職種がどうしても必要なのだそうだ。
- 主任ケアマネ
- 社会福祉士(ソーシャルワーカー)
- 保健婦または在宅看護の経験のある看護婦
この3つの職種を「3職種」という。
ほかにケアマネージャー( 介護支援専門員)がいる包括支援センターもある。
包括支援センターの対象利用者
包括支援センターの利用者・対象者は↓
- 65歳以上の高齢者
- 介護保険の要支援に該当する人
これらの人を対象にして仕事をしているのが包括支援センター。
要介護の人は?
介護保険の要介護者の人は基本的には包括支援センターの対象者ではなく居宅介護支援事業所が行う。
居宅介護支援事業所にいるのがいわゆるケアマネージャー。
そして、居宅介護支援事業所のケアマネージャーをバックアップするのも地域包括支援センターの役割のひとつ。
包括支援センターの看護婦の役割
包括支援センターの看護婦の役割は結構沢山ある。
- 要支援者のためのケアマネージメント
- 65歳以上の人で精神疾患や特殊な病気などを持っている人・家族に病気をもっている人が多く医療的なフォローが必要な人で要支援になっていない人のケアに関するマネージメントやフォロー、状態の定期的な見守り
- 65歳以上の人を対象にした健康維持・増進のための地域活動の計画や管理実施
- 包括内の他職種へのフォロー
- 居宅介護支援事業所のケアマネージャーのフォローや支援
- 65歳以上の人の相談受付
社会福祉士の包括支援センターでの役割
- 経済的な問題をもった65歳以上の人への支援
- 高齢者の虐待への支援
- 包括内の他職種の支援
- 居宅介護支援事業所のケアマネージャーのフォローや支援
- 要支援者のためのケアマネージメント
- 65歳以上の人の相談受付
主任ケアマネの包括支援センターでの役割
主任ケアマネというのは「経験をつんだケアマネージャー」のこと。
- 居宅介護支援事業所のケアマネージャーのフォローや支援
- 包括内の他職種の支援
- 困難事例のケアマネージメント
- 要支援者のためのケアマネージメント
- 65歳以上の人の相談受付
要は65歳以上の人を対象にした何でも屋
要するに包括支援センターは65歳以上の人を対象にした「よろづや」家業といったところ。
関連機関も盛りだくさん。
社会福祉事務所・市町村・保健所・地域の民生委員・病院。
果てはスポーツインストラクターまで主主さまざま。
コメント